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本体価格:10,000円
素材:陶土
サイズ:直径22.8cm
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「粉青沙器(ふんせいさき)」は、朝鮮王朝初期の陶磁の一種で、日本では「三島」と呼ばれています。その中にもいくつか種類があり、ハンコのような型で文様を作った、この「印花紋(韓国語読みはイナムン、日本では花三島)」もその一つ。静岡県三島にあるお寺にこれとよく似た文様が描かれていたことから、日本ではこの技法が「三島焼」と呼ばれるようになったのだ、と金さんが教えてくれました。
この「粉青沙器」研究は日本の浅川伯教の業績が大きいのですが、民藝の創設者・柳宗悦に朝鮮王朝陶磁の美をはじめて伝えた人でもあります。実は、富山と民藝には深い関わりがあり、今後このストアでもゆかりの品を販売していきたいと思っています(「水と匠」の本サイトでは富山と民藝にまつわる記事を掲載しています)。
金さんの印花紋皿は、異国の香りがするけれどどこか懐かしく、なんとも愛らしい作品です。
金京德 Kim Kyungduk(陶芸家)
1970年大韓民国忠清南道に生まれる。陶芸家の兄・金京先に学び、韓国 利川、驪州にてろくろ師として活動。1998年に来日し、富山県南砺市に窯を築く。
2002年 日本国 衆議院議長公邸に 「粉青沙器 抽象紋瓶」を献上
2004~14年 大韓民国 聞慶市国際陶芸展にて海外招待作家として参加
東京、大阪、金沢、富山にて個展・グループ展多数開催。
現在 地元南砺市の土や故郷韓国の土を使い、韓国の伝統的な技法を受け継ぎながら独自の作風を日々目指している。
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