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本体価格:2,000円
素材:陶土
サイズ:高さ7.5 幅5.5〜6.3 口径1.3cm
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韓国から富山県南砺(なんと)市に移り住んで20年余り。金京德さんは、韓国で学んだ高麗〜李朝時代のさまざまな陶芸の技法と、今住んでいる南砺の土地の風土を融合させた作品づくりをしています。
千利休が見出した、韓国の庶民が使っていた「井戸茶碗」はなぜ美しいのか?「生きることに必死な人たちは『文化』という言葉すら知らなかったかもしれない。ただありのままに生きて、辛いこともたくさんあるけどあきらめず、一生懸命生きている。それが器に現れているからではないでしょうか?」と金さん。
粉青砂器(ふんせいさき)、白磁、青磁など、韓国の先祖が受け継いできた技法を尊重しながら、「井戸茶碗」のように人々に長く愛される、自分にしかできない表現を目指しているとのこと。
シンプルな一輪挿しに見えますが、面取りされた角のあるラインと丸みを帯びたフォルムのバランスの良い作品。野の花を連れ帰って、この一輪挿しとともに愛でたくなります。「もし辛い思いをしている人がいて、自分の作品を見て『いいなぁ』と少しでも希望が湧いたり、励ましになるような作品が作れたら」という金さんの思いが伝わるようです。
金京德 Kim Kyungduk(陶芸家)
1970年大韓民国忠清南道に生まれる。陶芸家の兄・金京先に学び、韓国 利川、驪州にてろくろ師として活動。1998年に来日し、富山県南砺市に窯を築く。
2002年 日本国 衆議院議長公邸に 「粉青沙器 抽象紋瓶」を献上
2004~14年 大韓民国 聞慶市国際陶芸展にて海外招待作家として参加
東京、大阪、金沢、富山にて個展・グループ展多数開催。
現在 地元南砺市の土や故郷韓国の土を使い、韓国の伝統的な技法を受け継ぎながら独自の作風を日々目指している。
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