とこなつ・山町筋・田毎・あけぼの 銘菓詰合せB | とこなつ本舗 大野屋
大野屋の代表銘菓を色々詰合せました。
詰め合わせ内容:とこなつ6個入×2箱、山町筋×5個、田毎×4個、あけぼの×6個
■越路銘菓 とこなつ
立山に降りおける雪を とこなつに 見れども飽かず 神からならし ー大伴家持
(立山に降り積もった雪は夏中見ていても飽きることはない。神の山たるゆえんからか。 )
「令和」の出典元「万葉集」編纂者の一人として知られる大伴家持は、越中国守として富山に赴任していた5年の間、この地で数多くの歌を残しています。
「今日は立山が綺麗に見えますね」、今も富山県民の挨拶がわりに交わされる、立山連峰の神々しい姿を大伴家持も同じ気持ちで眺めたに違いありません。
天保9年(1838年)創業の高岡の老舗菓子店「大野屋」さんの看板商品である「とこなつ」は、明治期にこの家持の歌に因んで創られました。その意匠の可憐さは、とこなつの古名を持つ「かわらなでしこ」の姿とも重なります。
とこなつの美味しさの秘密は、普通は上生菓子に使う高級な「備中白小豆」餡(白隠元豆を使った白餡とは異なる)を使っていること。
精選した希少な白小豆餡を求肥の餅生地で包み、和三盆糖を雪に見立てて振り掛けた一口サイズの餅菓子は、口に入れると和三盆糖がすっと溶け、次に白小豆独特の上品な香りが口いっぱいに広がります。上品で食べ飽きない、富山を代表する銘菓のひとつです。
■山町筋 (やまちょうすじ)
富山県にはたくさんの山祭りがあり、祭り当日には何本もの山車が町中を練り歩きます。中でも高岡の御車山は国の有形・無形文化財に指定され、その優雅な姿は全国でも屈指のものです。また、御車山が練り歩く町筋を、特に山町筋と称し、明治時代に建造された土蔵造りの家々が建ち並んでいます。
銘菓「山町筋」は、黒の粒餡を「御車山」の車輪に、また、白の粒餡を車軸に見立てた特製のきんつばです。
■田毎(たごと)
大伴家持がこよなく愛し、数多くの歌を詠んだ二上山。この二上山から見た田毎に照り映える月は一汐の感興を誘います。この月に託して創られた「田毎」は、満月のようにふっくらと焼き上げた焼菓子です。小豆中餡に沖縄の極上の黒砂糖を使用しており、一度食べると忘れられない美味しさです。
■あけぼの
のびやかにあけ染めるあけぼのには希望が満ちています。この輝きを意匠した菓子「あけぼの」は、あっさりと炊き上げた漉し餡を氷餅をまぶした求肥でくるみ、お煎餅ではさんだ和菓子です。やわらかな紅白の色合いは気品漂う面持ちです。
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とこなつ6個入×2箱、山町筋×5個、田毎×4個、あけぼの×6個
賞味期限:発送日より7日間
保存方法:冷暗にて常温保存
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*水と匠本サイトの「STORIES」で、大伴家持と富山の自然について詳しくご紹介しています>>
https://mizutotakumi.jp/stories/326/
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◎メッセージカード
ギフトの場合は、富山市八尾の「桂樹舎」さんの手漉き和紙のカードに手書きメッセージを添えて商品に同封することが可能です(無料)。ご希望の方は、ご注文の際に備考欄にメッセージ(30字程度)をご記入ください。