¥7,730
酒類販売管理者標識
販売場の所在地及び名称 富山県高岡市内島3550番地 水と匠オンラインストアー
酒類販売管理者氏名 髙野恭子
酒類販売管理研修受講年月日 令和4年4月21日
次回研修の受講期限 令和7年4月20日
研修実施団体名 魚津小売酒販組合
木下 宝 Takara Kinoshita(ガラス作家)
1970年 大阪府出身
2003年 秋田公立美術工芸短期大学窯芸硝子コース研究生修了
2005年 富山市ガラス工芸センター勤務後、富山市にて独立
2016年 富山ガラス造形研究所研究生修了
現在、普段使いの透明アイテム「simpleglass」、空き瓶を吹き直した「bottle origin」、樹木灰ガラスのアクセサリー「potash」の3つを制作展開中。
(受賞歴)
高岡クラフトコンペティション2019 優秀賞
高岡クラフトコンペティション2020 審査員特別賞
若鶴酒造+三郎丸蒸溜所
若鶴酒蔵の創業は文久2年(1862年)。散居村の風景が広がる自然豊かなこ の地で、選びぬいた米と米麹、ゆっくりと大地に磨かれた庄川の 伏流水によって若鶴の酒が生まれます。
日本酒だけでなく、同じ敷地内の「三郎丸蒸溜所」では北陸で唯一ウイスキーも製造。地場産業である「高岡銅器」の技術を使って世界初の鋳造製ポットスチルの製造に成功、特許も取得。2019年世界的コンテストで日本酒とウイスキーがダブル受賞し、世界での評価も高まっています。
三郎丸蒸留所:ウイスキーの製造工程【1】麦芽(モルト)
モルトウイスキーの原料となるのは、大麦の一種である二条大麦です。この二条大麦の種に含まれるデンプンがアルコールを生み出しますが、まずはデンプンを糖に変える必要があります。大麦を2~3日水に付けておく(浸水)と発芽が始まり、このときに生成される酵素が
デンプンを糖に変える働きをします。
ある程度のところで発芽を止め、今度は乾燥させて、水分の吸収をストップさせます。
乾燥させるときには、ピート(泥炭)や石炭を発芽大麦の下で熱して、熱風で水分を飛ばします。これにより独特のスモーキーな風味へと仕上がります。こうして乾燥させた発芽大麦をモルトといいます。三郎丸蒸留所では本場スコットランドからモルトを輸入しています。
三郎丸蒸留所:ウイスキーの製造工程【2】粉砕機(モルトミル)
ウイスキーの原料となるモルトを、糖化しやすくなるよう粉砕します。
挽いたばかりのモルトを使うことで、酵素力が強くより香りのよい麦芽からの糖化が可能になります。三郎丸蒸留所では、本場スコットランドでの多くの実績があるアランラドック社のAR2000を使用しています。
三郎丸蒸留所:ウイスキーの製造工程【3】糖化タンク(マッシュタン)
細く粉砕したモルトと温水を糖化タンクの中で混ぜ合わせる(攪拌)と、
麦芽に含まれる酵素によって、デンプン質を糖分に変える糖化が行われます。
糖化が終了したマッシュをろ過すると、甘い麦汁(ウォート)が抽出されます。
この時の糖度は約20度になりますが、さらに糖を取り出すため、
1回目より高い温度の仕込み水を加え、2回目の抽出を行います。
三郎丸蒸留所:ウイスキーの製造工程【4】発酵槽(ウォッシュバック)
麦汁の温度を下げ醸酵槽に移し、酵母を加えて醸酵させます。琺瑯製の醗酵槽です。
発酵中の麦汁に酵母を加えると、酵母は麦汁中の糖分を分解し、アルコールと炭酸ガスに変え、ウイスキー特有の香味成分を作ります。発酵は約3日で終了し、アルコール度数が約7~8%の醪(ウォッシュ)が出来上がります。
三郎丸蒸留所:ウイスキーの製造工程【5】蒸留器(ポットスチル)
蒸留は、ウイスキー作りにおいて重要な工程です。
モルトウイスキーの場合、ポットスチルとよばれる銅製の単式蒸留器を使って、2回蒸留を行います。これを冷却・液体化させ、アルコールや香り成分を取り出し、ニューポットと呼ばれるウイスキー原酒を作ります。この段階でのアルコール度数は約70度です。
※ポットスチルは世界初の鋳造製で地元の伝統産業である高岡銅器で製造されました。
三郎丸蒸留所:ウイスキーの製造工程【6】樽貯蔵庫(ウェアハウス)
熟成の工程を経ていない未貯蔵のウイスキーのことをニューポット(New Pot)と呼びます。
ニューポットのアルコール度数は約70%あり、樽熟成に最適なアルコール度数まで、
仕込み水を加水して調整します。
バーボン樽に樽詰めされたニューポットは、樽の中で長い年月をかけて、水と酸素とアルコールが混じり合い、さらに樽の成分を吸収することで、無色透明な液体から、ウイスキー特有の琥珀色に変わっていきます。熟成期間は最低でも3年、長いものでは数十年になります。
若鶴酒造には2種類の熟成庫があります。ひとつは蒸留所内にもうけられた自然熟成庫。
四季の変化や朝晩の温度変化のなかで熟成していきます。
もうひとつは酒粕などを保存する低温熟成庫。
この熟成庫は年間を通じ低温で温度管理されており、ゆっくりと熟成させることができます。
三郎丸蒸留所では地元のミズナラ樽をはじめ、バーボン樽やシェリー樽など様々な種類の樽を使用し、 それぞれの熟成庫の特色を生かしながらウイスキーの熟成をおこなっております。
<地域循環型社会の形成の推進>
三郎丸蒸留所では地元の林業家と木工職人とタッグを組み、富山県産ミズナラなどの地場木材を使った樽づくりをに取り組んでいます。
老齢になったミズナラを樽に加工することで付加価値を生み、水源地に新たな広葉樹の植林をおこなっています。山林の保全による地域循環型社会の形成を推進しています。
三郎丸蒸留所:ウイスキーの製造工程【7】ブレンド
ウイスキーはひと樽として同じ味のものは存在しません。
樽ごとの熟成のピークを見極め、それぞれの個性を引出しながら
1+1を3にも4にもしていく工程がブレンドなのです。
ゆっくりと流れる四季の中で、熟成される富山ならではのウイスキー
日本海側に位置するこの土地は熟成環境という点においても水田に囲まれ、
冬は多くの雪が降る砺波の地は年間を通して湿潤な気候であり、四季の移り変わりがはっきりしているためウイスキーづくりに適しています。
ウイスキーづくりには非常に長い時間が必要です。仕込んだものが世に出ていくには長い熟成の時間がかかります。夏に仕込まれたウイスキーは、実りの秋や雪の降りしきる厳しい冬、
暖かい春を幾度となく越えて熟成されます。
その味わいは、まさしくこの富山ならではのウイスキーといえます。
ギフトラッピングサービス
大切な贈り物のギフトラッピングを有料にて承っております。
オプションのギフトラッピングサービスを選択した場合、商品代金に350円(税込)が加算されます。
ご購入いただいた商品のサイズや量により、ラッピングの仕様は異なります。写真はイメージです。
カート内の商品をまとめて包装をご希望の場合、その旨を備考欄にご記入の上、ギフトラッピングのオプションは1回のみご選択ください。
商品によってはラッピングに対応していないものや別送になる場合がございますことをご了承ください。その際は、別途ご連絡させていただきます。基本的に、ギフトラッピングのオプション設定のない商品は、製造元の包装にてお届けしております。
水と匠メールマガジン登録
海から山、そして平野を循環する水と、人々の営み、引き継がれていく技。 富山県の食や工芸品をセレクトしている当ストアの新商品やお得なキャンペーン情報などをお届けします。 |