富山の自然と作り手

2020/07/02 00:48



“Shop in Shop” 

 

直訳すると「お店の中のお店」。そうなんです!水と匠オンラインストア が“リアルな売り場”として、D&DEPARTMENT TOYAMAさんのフロアに登場しました。

 

長く愛用される息の長いデザイン「Long Life Design」をテーマに、モノやコト、ライフスタイルを発信しているDDEPARTMENTさん。水と匠とのコラボは、ここ富山のロングライフデザインを盛り上げたい、という富山店店長の進藤仁美さんのお声がけで実現しました。

 

 

水と匠からは、「ご飯」「お茶」「コーヒー」の3つをテーマにセレクトした商品を揃えています。



「ご飯」では、昔ながらの高御膳で楽しめる器と食の取り合わせをご紹介。螺鈿が施された昭和初期の高岡漆器のご膳。四角の中に、工芸作家さんのお椀や、松本魚問屋の出汁、ぶりの炊き込みご飯、という取り合わせはいかがでしょうか。

 

次は「お茶」。前回のジャーナルでも触れましたが、富山県の茶道人口は全国2位。茶道文化が根付いていますので、器やお菓子づくりの匠も多いのです。抹茶、茶杓、茶筅を揃えた初心者セットもご用意しました。気軽に抹茶を楽しんでみませんか?

 

そして3つ目の「コーヒー」は、オンラインストアに先駆けての展開です!高岡の老舗直焙煎珈琲、CAFEくらうんさんの店主・小島治さんがモットーとする「真面目なコーヒー屋さん」とは。富山の作家さんたちによる土もののコーヒーカップとともにご紹介しています。

カップの個性は様々で、私の場合ですと、「どんなシチュエーションで使おうかなぁ」と思いを巡らせながら眺めて楽しんでいます。皆さんの場合はどうかしら。

 

ふだんはオンライン上の店舗ですが、今回は“リアル店舗”です。実際に手にとってご覧いただくことで、それぞれの商品の色や質感、佇まいといった個性を感じていただけるのではないかと思います。

 



Shop in Shopは、売り場だけにとどまりません。ダイニングでは、松本魚問屋さんの専属シェフ、山下貴民さんが監修したランチが期間限定のスペシャルメニューとして登場しています。先月から、DDEPARTMENTのスタッフの皆さんと食材やレシピについての話し合や試作を重ねてきました。その結果、実現したメニューが・・・

 

◯富山湾産ぶりの生ハムの冷製パスタ 薬味和え

◯鰯アンチョビトースト

 

さっぱりしていながらしっかりスモーキーな天然ぶりの生ハム、そして氷見の新鮮なイワシを使ったオリジナルアンチョビを使っています。

 

どんな風に仕上がったのか気になり、早速、初日にいただきました。パスタは、出汁のジュレとレモン汁の爽やかなベースに、肉厚のぶり生ハムが良い塩梅に存在感を出していて、美味。あっという間に平らげました。アンチョビの旨味を加えたガーリックバターを染み込ませたトーストも、香ばしくて期待通りのおいしさです。提供は712日(日)までです。気になった方は、どうぞお早めに。



メニューに採用した商品はショップで販売している他、レシピのご案内も行っています。松本魚問屋さんの人気商品を実際に味わっていただける機会です。ぜひお店にお運びください。お待ちしております!

 

水と匠は暑い夏も元気です。

D&DEPARTMENT TOYAMAさんとのコラボ企画、来月には、店内のギャラリーにて水と匠プロデュースによる展示を予定しています。そのお話については、また別の回にいたしましょう。

 

「水と匠」オンラインストア 

  金岡紀子

 

D&DEPARTMENT TOYAMA (富山県民会館1F

https://www.d-department.com/ext/shop/toyama.html



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