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本体価格:25,000円
素材:真鍮 サイズ:直径5.8×27.5cm
重量:700g
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今から60年ほど前、富山県高岡市で代々続く高岡銅器製造元「四津川製作所」さんの創業者が、日展作家さんと協働して製作していた花器のシリーズがあったそうです。その中の一つが、この「ラッパスリム」。
会社の歴史を語るために展示会などに持って行っていたところ、とても好評でリバイバル発売することになったのだとか。
時代に合わせて大きくリメイクされたのかと思いきや、さにあらず。形状はまったく変えず、現代の高岡銅器の色つけの技を活かして、色のバリエーションを加えただけなのだそうです。60年前にこんなモダンでスタイリッシュな花器を作っておられたとは驚きです!
再製作にあたって難しかったのは、花器に刻まれたライン。実はこのライン、色つけの加工をした上から削って生地の真鍮の色を出しているのです。これができる職人さんがなかなかいらっしゃらなくて、ほうぼうを尋ねてようやく探し当て、当時とやり方は異なりますが、この美しいラインを再現できたそうです。「やはり高岡の職人さんの層は厚いな、と思いました」と四津川さん。
「URUSHI」シリーズは金属に漆を薄く塗って蒸着させ、さらに磨いてツヤを出しています。「BENGARA RED」は弁柄(酸化鉄赤)を漆に混ぜて吹き付けたもの。
今に蘇った名作花器は、創業者の思いを当代が受け継ぎ、今も手間ひまを惜しまず作られています。
シャープで上品なフォルムはどんなお花も引き立て、上質な空間を演出します。
四津川製作所 Yotsukawa Seisakusho(高岡銅器)
400年余りのモノづくりの伝統が息づく富山県高岡市。四津川製作所は、高岡銅器発祥の地である高岡市金屋町で代々続く高岡銅器製造元です。花器、香炉、置物、鉄瓶など暮らしを彩る品々をはじめ、様々な金属工芸品の企画制作・販売をおこなっています。
創業当時から受け継ぐ雅号「喜泉」には、人々の暮らしに喜びと潤いを添えたいという思いが込められ、その思いと情熱は今もすべての品に注がれています。
「KISEN 喜泉」というブランドでは、これまで培ってきた技術や経験を基に、素材の魅力を柔らかな発想で活かし、デザインという美意識と工夫という心地よさを加えた上質な品々を提案して国内外で高い評価を得ています。
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